話者分離に対応する文字起こしツール:用途別の選び方

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話者分離で選ぶときは、「誰が話したかを区切りたい」のか、「参加者の名前も表示したい」のかを先に決めましょう。収録データの話者分離対応だけでは、使う録音方法での名前表示や、話者を振り分ける品質までは判断できません。ここでは対応条件が分かる候補を用途別に紹介します。

会議で使う場合

ツール話者分離会議ボット無料プラン書き出しデータをAI学習に使う?
Notta 議事録・会議、ファイル文字起こし、リアルタイムありZoom、Google Meet、Teams、Webex月120分。ただし1回3分まで、ファイル取り込み月50件。文字起こしデータのダウンロードは有料プランTXT, DOCX, PDF, SRT, VTT, XLSX不明確
Rimo Voice 議事録・会議、ファイル文字起こしありZoom、Google Meet、Teams、Webex無料プランなし
無料トライアルあり(条件は料金ページに記載なし)
DOCX, XLSX使わない
Fireflies.ai 議事録・会議、ファイル文字起こし、リアルタイムありZoom、Google Meet、Teams文字起こしは無制限と表記。ただし保存はチームで400分まで、AI要約は制限あり、ダウンロードは Pro 以上PDF, DOCX, SRT, CSV, JSON, MD使わない
Otter.ai 議事録・会議、ファイル文字起こし、リアルタイムありZoom、Google Meet、Teams月300分、1回の会話は最大30分、ファイル取り込みは累計3件までTXT, DOCX, PDF, SRT使う

Notta と Otter.ai は話者分離に対応しています。無料で確認するなら、Notta は1回3分まで、Otter は1回30分までという違いがあります。Otter のファイル取り込みは無料で累計3件までです。月の無料分数だけで選ぶと、この制限を見落とします。

Fireflies.ai も話者分離に対応していますが、Windows・Mac アプリでボットなし録音を使うと、話者名ではなく「Speaker 1」などと表示されます。名前の付いた会議記録が必要なら、録音方法ごとの表示を確認する候補です。

Rimo Voice は、手動である程度話者を設定すると残りをAIが振り分ける方式と記載されています。声紋を使う話者分離は上位プランのため、すべてのプランで同じ機能が使えるとは考えないようにしましょう。

インタビューの録音ファイルを扱う場合

ツール話者分離1ファイルの上限書き出しデータをAI学習に使う?
Sonix ファイル文字起こしあり有料: 未確認DOCX, PDF, TXT, SRT, VTT使わない
Happy Scribe ファイル文字起こし、議事録・会議あり有料: 未確認TXT, SRT, PDF, DOCX, VTT, HTML同意した場合のみ
TurboScribe ファイル文字起こしあり無料: 30分
有料: 10時間
DOCX, PDF, TXT, SRT, VTT, CSV使わない

Sonix は話者分離に対応し、DOCX・PDF・TXT・SRT・VTT に書き出せます。Happy Scribe も対応していますが、書き出し形式と録音の上限はプランによって変わります。Basic は1録音90分までです。

TurboScribe は話者分離に対応すると収録されています。ただし、その情報は検索索引にある公式 FAQ に基づき、書き出し形式は未確認です。話者ラベル付きの納品形式が決まっている場合は、必要な出力条件が確認できてから選びましょう。

録音をアップロードせずに使いたい場合

ツール対応環境話者分離書き出しオフライン
MacWhisper ファイル文字起こし、オフライン・端末内処理MacありTXT, SRT, VTT, DOCX, PDF, MD, HTML, CSVあり
Vibe ファイル文字起こし、オフライン・端末内処理Mac、Windows、LinuxありSRT, VTT, TXT, HTML, PDF, JSON, DOCXあり
Buzz ファイル文字起こし、オフライン・端末内処理Mac、Windows、LinuxありTXT, SRT, VTTあり
Aiko ファイル文字起こし、オフライン・端末内処理Mac、iOSなしSRT, CSV, JSONあり

Vibe と Buzz は無料のオープンソースアプリで、端末内処理と話者分離に対応しています。Vibe は DOCX・PDF・JSON など、Buzz は TXT・SRT・VTT の書き出しが収録されています。

MacWhisper にも自動話者認識がありますが、Pro 限定かどうかは未確認です。Aiko は端末内で文字起こしできても、話者分離には対応していません。オフライン対応と話者分離対応を別々に確認しましょう。

おすすめを決める基準

無料かつ端末内処理を条件にするなら Vibe・Buzz、会議サービスとの連携を条件にするなら Notta・Rimo・Fireflies・Otter が比較候補です。これは収録機能からの選択で、話者分離の精度順位ではありません。用途が決まったらツール一覧でデータの扱いも確認してください。